●これに対し選定候達はドイツ王への野心を持つオタカルⅡ世を警戒し、1273年にルドルフⅠ世をドイツ王に選出した。
●ルドルフⅠ世は1278年マルヒフェルトの戦いでオタカルⅡ世を敗死させ、ハプスブルク家によるドイツ、オーストリアの支配が始まった。
●オタカルⅡ世の死後ボヘミア王にはプシェミスル朝のヴァーツラフⅡ世、ヴァーツラフⅢ世が継いだが、1306年ヴァーツラフⅢ世が暗殺され、プシェミスル朝は断絶した。
ルクセンブルク朝
・ プシェミスル朝が断絶後、ボヘミア王にはチロル伯ハインリッヒ、ハプスブルク家のルドルフ1世、ルクセンブルク家のヨハンと代わり、1346年カレルⅠ世(=神聖ローマ皇帝:カールⅣ世)がボヘミア王となった。