カタルーニャ音楽堂

●カタルーニャ音楽堂(Palau de la Musica Cataluna)は建築家｢リュイス･ドメネク･ｲ･ムンターネ｣によって設計されたモデルニスモ様式の音楽堂で1908年に完成しました。
●『カタルーニャ音楽堂』は｢ルイズ･ミイェット｣が創立した合唱団の為に建てられました。
　1982年から修復工事が行われ。1997年『サン･パウ病院』とユネスコの世界文化遺産に登録されました。
●音楽会など劇場が使用されていない時間には見学ツアーがおこなわれています。(向かって左側奥の新館にチケット売り場が在ります。内部の写真撮影は出来ませんでした。)

　　　建築家『ドメネク』

●・｢リュイス･ドメネク･イ･ムンターネ｣は３才年下の｢ガウディ｣とモデルニスモを代表する建築家ですが色々な面で対象的な存在でした。
　｢ドメネク｣はバルセロナ有数の製本業者の裕福な家庭で、マドリードの建築学校を卒業、２５歳でバルセロナの建築学校の教授と成り、学生｢ガウディー」と出会た。
　｢ドメネク｣はその後もバルセロナ建築学校の校長、国会議員と常に表舞台で活躍。
●『グエル公園』『カサ･パトリョ』『カサ･ミラ』等｢ガウディー｣の独創的な作品を造り始めた頃から｢ドメネク｣はライバルと意識し始め模倣と取られない様に気を使っていた。

　　カタルーニャ音楽堂正面壁画

●柱が並ぶバルコニー、バルコニーの上には合唱する多くの人が描かれています。
又、柱の上には３人の胸像が有り、｢ベートーベン｣｢バッハ｣｢ワグナー｣？？？と

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●地下鉄４号線の『Urquinaona』駅からビア･ライエタナ通り(Via Laieland))南東に約100メートルの所を左折、正面が『カタルーニャ音楽堂』の新館で見学の入場券売り場。

　　　ラス･プンシャス集合住宅

● ｢プッチ･イ･カダファルク｣がディアゴナル通りに建築した集合住宅、ゴシック様式をモデルニスモ建築にうまく取り入れた建築です。
● 現在も集合住宅として使われています。内部の見学は出来ません。

　　カサ･アマトリェー

●『カサ･アマトリェー』は1900年に｢ジョゼップ･プッチ･イ･カダファルク｣により建築された住宅で、グラシア通りに、後に｢ガウディー｣より建築された『カサ･パトリョ』の隣です。

　　建築家『ジョゼップ･プッチ』

●「ジョゼップ･プッチ･イ･カダファルク｣は｢ガウディー｣や｢ドメネク｣に続く建築家です。
●｢ジョゼップ･プッチ｣は裕福な家庭の出で、建築学校の教師や市会議員を務めた経歴を持っています。
　又、中世ロマネスク芸術の研究者でもあり、『カサ･アマトリェー』には中世の建築の影響も有る？

　　　切り妻屋根が特徴

●『カサ･アマトリェー』は切り妻屋根が特徴な建物です。

　　　壁面のレリーフ

●『カサ･アマトリェー』の壁面はレリーフで飾られていて、建物全体が繊細で美しい建物です。

　　　入り口の彫刻

●『カサ･アマトリェー』の入口には｢サン･ジョルディ｣による竜を退治する彫刻で飾られています。

　　カサ･アマトリェーとカサ･パトリョ

●『カサ･アマトリェー』と『カサ･パトリョ』。