・ベトナム最大の都市、商業の中心都市、
旧名『サイゴン』1975年5月南ベトナムが陥落(ベトナムでは「サイゴン解放」と言う)後に改称された。
『サイゴン』の名称は現在でもいろいろ使われており、ベトナム国鉄のハノイと結ぶ南北線の駅は現在もサイゴン駅(Ga Sai Gon)です。
先の大統領ホー・チ・ミンの名前と区別する為『シティー』を付けて呼ばれる事が多い

ホー・チ・ミン・シティーはフランスの植民地時代(1887年~1945年)に建築されたレンチ・コロニアル建築が多く残り、ベトナム観光の中心都市です。

・此のページではホー・チ・ミンのフレンチ・コロニアル建物

・人民委員会庁舎
・市民劇場
・サイゴン聖母大聖堂
・サイゴン中央郵便局

・又南ベトナムの大統領府だあった
・統一会堂  も写真で紹介します。


フランス統治時代の1902~1908に建てられたフレンチコロニアルスタイルの建物
ベトナム統一前は『City Hall(市役所)』、1975年に現在の『Ho Chi Minh City People's Committee(ホーチミン市人民委員会庁舎)』に改称された。
夕方からライトアップされる。内部を見学する事は出来ません。

※※※ 人民委員会庁舎 ※※※

・ フランス統治時代の1902年~1908年に建てられたルネッサンス様式のフレンチ・コロニアル・スタイルの建物です。
当初はフランス人用施設、ホテルとして使用されていました。

フランス統治時代の1897年に建設された『フレンチコロニアルスタイル』のオペラハウスです。

※※※ 市民劇場 ※※※

・『市民劇場』は1901年~1911年に『サイゴンオペラハウス』として建設されました。
建物の外形は『ハノイオペラハウス』と同じくパリの『オペラ・ガルニエ』に似せて、ファサードは同じ時期にパリに建設された『プティ・パレ』の様式が取り入れられています。
「第二次世界大戦」での戦闘、その後の「フランス」と「べトミン」の戦いで損傷しました。

・ 現在の『サイゴン聖母大聖堂』は1877~1880年に建てられたフレンチコロニアルスタイルの教会
ファサードに高さ58メートルの二本の塔を持つ、カトリックの大司教座大聖堂です。

※※※ サイゴン聖母大聖堂 ※※※

・ 聖マリア大聖堂とも呼ばれるカトリックの大司教座大聖堂でフランス統治時代の1880年に建てられた。

・『サイゴン中央郵便局』は『サイゴン聖母大聖堂』の横に隣接する地に、フランス統治時に郵便施設としてに建てられました。

※※※ サイゴン中央郵便局 ※※※

・ 『サイゴン中央郵便局』はフランス統治時の1891年に現在と同じ郵便施設としてに建てられた建物です。
建物はパリのオルセー駅(現在のオルセー美術舘)をモデルに設計され、鉄骨の設計はパリのエッフェル塔を設計したギュスターヴ・エッフェルがおこないました。

・ 以前、此処には1873年に建てられたコーチシナのフランス総督が使用した建物が在ったが、1962年のクーデターの際にに爆撃で破壊された。
現在の建物は1966年に建てられ、ベトナム戦争の終結まで大統領府、官邸として使われた。
現在、『統一会堂』と改名し一般に公開されています。

※※※ 建物は"T"の字型 ※※※

・『統一会堂』はTの字型をした建物で、正面は横棒の部分です。