●ワット・プラケーオは1782年ラマ1世が首都を現在のバンコックの移すと王朝の護国寺として建立を始めました。
本堂には本尊としてヒスイの仏陀像が安置されています。
●通称『ワット・プラケーオ』は王宮と接して建てられた王室専用の仏教儀式の寺で、僧侶はいません。
右端の金色に輝く塔は『佛舎利塔(プラ・シー・ラタナー・チェヂィ)』、隣が佛経典を収める『プラ・モンドップ』、
そして「ブラーン(仏塔の形式)」上部が見えるのが王室専用御堂『プラサート・プラ・テープピドーン』です。
●『モンティエン(王宮)』の中心部は接頭語を付けて『プラマハー・モンティエン』と呼ばれます。
● 王宮は白い塀に囲まれています。
●王宮内には多くの宮殿(マラーチャ)が建っています。
王宮の宮殿は接頭敬語、接尾敬語を付け」『プラボーロ・マラーチャ・ワン』と呼ばれます。
王宮内には『アマリン宮殿』『チャックリーマハープラーサート宮殿群』『ドゥシットマハープラーサート宮殿群』等の宮殿建築が建っています。
佛 舎 利 塔
●金色に輝く佛舎利塔(プラ・シー・ラタナー・チェヂィ)はラーマⅣ世によりアユタヤのワット・プラ・シー・サンペットの佛塔を真似てたてられた。
第二次世界大戦中、此の佛舎利塔は日本に寄贈というかたで運ばれ、東京の増上寺に建てられました。(戦後返還された。)
プラ・モンドップ
●佛舎利塔の隣に建つ佛経典を収める建物、ラーマⅠ世の時代に『ワット・プラケーオ』の建設と同時に建てられた古い建物です。
ヤック(鬼)
●プラ・モンドップ(佛舎利塔)を守るヤック(鬼)の像、隣にはナーク(蛇)の像も立っています。
アンコール・ワットの模型
●ラーマⅣ世により造られた、現カンボジアのシアム・リアプ県のアンコール・ワットの精密な模型。
ラーマⅣ世はシャム王国の属国であったクメールのアンコール・ワットに感動し造らせたと言われます。
エメラルド佛
●本堂に安置されている本尊、ヒスイ製の仏陀像。
●佛像の名『ラッタナーコーシン(:インドラ神の宝石)』が現在の王朝の別名にも成っています。
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