※　サン･ジョヴァンニ･イン･ラテラノ大聖堂　※

『ラテラノ広場』の面した『サン･ジョヴァンニ･イン･ラテラノ大聖堂』と『ラテラノ宮殿』
　『サン･ジョヴァンニ･イン･ラテラノ大聖堂』はローマの四大バシリカの一つ、最初のバシリカは324年に献堂式が行われた。
　大聖堂隣接する『ラテラノ宮殿』はローマ帝国の時代ラテラヌス家の邸宅が在った所で、後にコンスタンティヌス帝が手に入れキリスト教徒に譲り、教皇の邸宅として以後約1000年使われました。
　宮殿は14世紀始め｢アヴィニョンの捕囚｣の時期に荒廃、火災もあり修復不可能でローマ教皇がローマの戻った後も此処に居住することはありませんでした。
　現在の宮殿は16世紀後半に建て替えられた建物です。

※※※　パウロ２世広場　※※※

・『ジョヴァンニ･パウロ２世広場』に面した２本の鐘塔を持つ『サン･ジョヴァンニ･イン･ラテラノ大聖堂』のファサード
　広場の中央にオベリスクが建っています。

※※※　オベリスク　※※※

ラテラノ大聖堂の前のパウロ２世広場に建つオベリスクは32.18メートルで台座を含め45.70メートルの高さが在ります。
　此のオベリスクはエジプト、カルナックにトトメスⅢ世により建てられたオベリスクで王朝期(紀元前600年頃)ローマに運ばれました。
　ローマには13本のオベリスクが在りますが、このオベリスクが最大です。

※※※　サン･ジョヴァンニ門　※※※

・ サン･ジョヴァンニ･イン･ラテラノ大聖堂の東側アウレリアヌス城壁のアッピア新街道の城門。

※※※　サン･ジョヴァンニ門　※※※

・ サン･ジョヴァンニ門を城壁の外側から。
　アッピア新街道とサンニア通りの交差点、城壁の内側のナツィオナーレ通りと違いローマ子のショッピングエリアの感じです。

※※※　アウレリアヌス城壁　※※※

・ 三世紀に北方からの異民族の侵入に対する新たな城壁が造られた、全長十九キロで十八の大門と五つの通用門が在ります。
　この写真は『サン･ジョヴァンニ門』近くの城壁内側。

※※※　アウレリアヌス城壁　※※※

・ 城壁は厚さ3.5m,高さ8mで5年間で造られた。

※※※　アウレリアヌス城壁　※※※

・ 城壁には１ローマフィート(約29.6ｍ)ごとに383の塔が造られました。

※※※　アウレリアヌス城壁　※※※

・ 城壁はローマンコンクリートを煉瓦で覆う様に造られています。

※※※　サン･セバスティアーノ門　※※※

・ 『サン･セバスティアーノ門』は『アウレリアヌス城壁』のアッピア旧街道の城門。

※※※　セバスティアーノ門　※※※

・ アウレリアヌス城壁のアッピア旧街道の城門。

※※※　マイルストーン　※※※

・ 古代ローマ街道には１ローママイル(1000歩-約1.5Km)毎に設置された道標。
　写真は上部に『１』が彫られたアッピア街道の最初の『マイルストーン』。

※※※　アッピア街道　※※※

※※※　カタコンペ　※※※

・ アッピア街道、サン･セバスティアーノ門から約２Kmにカタコンペ、『サン･カッリスト』が在ります。

※　カタコンペ･サン･カッリスト　※

・ ローマで最大規模のカタコンペで、２世紀に造られたキリスト教徒の共同墓地です。
　地下通路は10Kmに及ぶそうです。

※※※　カタコンペ･サン･カッリスト　※※※

・ 見学はガイド付きでおこなわれます。少し待たされます。

※※※　※※※

・ カタコンペの向かいにミュージアム･ショプが在ります。
・ アッピア旧街道とは反対に行くとバス停が在り、サン･ジョバンニ広場に行くバスが有ります。